OM SYSTEM OM-1 ボディ ミラーレス一眼

センサーサイズの常識を覆す高画質

OM-1では、一眼カメラとしては比較的小さめとなるマイクロフォーサーズセンサーを採用しており、センサーが小型化すると必然的に大きいセンサーサイズよりも画質面で劣る形となりますが、OM-1では、センサーサイズによりデメリットを感じさせない高画質を特徴としています。新画像処理エンジンとなる「TruePic X」と新開発の有効画素数約2037万がその裏面照射積層型Live MOSセンサーによって、あらゆる性能水準を高め、常用高感度の幅を広げたことや、幅広いダイナミックレンジを特徴としています。

被写体認識に長けたAF性能

新開発の画像処理エンジンとセンサーによってAF性能も大幅に性能が向上しており、1053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF方式を採用したことで、素早く正確なピント合わせに貢献しています。また、オートフォーカス時、カメラ側でAIによる被写体認識性能を大幅に高めてくれる「AI被写体認識AF」をE-M1Xに続いて実装し、フォーミュラーカー・バイク・飛行機・ヘリコプター、鉄道、鳥、犬、猫などの被写体を認識することで、より細かなピント合わせ実現を叶えています。

耐久性を強化しあらゆる場面で活躍

ミラーレス一眼で懸念点とされることの多い電子ビューファインダーですが、OM-1では、"とらえたい瞬間を狙う"という明確なテーマを基に開発していることもあり、この電子ビューファインダーにおいても576万ドットの解像とファインダー倍率0.83倍、タイムラグはわずか0.0005秒、120コマ/秒の高速表示性能など、瞬間的な撮影においても信頼した安定性を誇ります。また、カメラボディにおいては、実用性のあるIP53に対応し、過酷な環境下においても強靭な防塵・防滴設計が動作の安定性に繋がっています。

(写真・文 / Atsushi Yoshioka)