パナソニック 標準レンズ+中望遠ポートレートレンズキット LUMIX-DC-G100K ミラーレス一眼

動画撮影性能に優れたVlogミラーレス一眼

パナソニックでは、これまで静止画撮影に特化したミラーレス一眼の開発を進めてきましたが、こちらのLUMIX DC-G100は、静止画撮影よりも動画撮影に特化したモデルとなっています。近年YouTubeなど、動画コンテンツの流行によって、自分で動画を撮影してアップデートされる方が大幅に増えました。そんな方の期待に応えるカメラとして、VLOGミラーレスとして開発されました。

動画に特化した様々な機能が特徴

動画撮影において、他のカメラと差が付きやすいポイントの一つに音声記録があります。LUMIX DC-G100では、様々な撮影シーンでの録音に対応すべくNOKIA社製のOZO Audioを採用し、撮影シーンに合わせたオーディオモードを選択することができます。このシステムの採用によって、外付けマイクを用意する必要がなく、カメラ内蔵のマイクだけで高品位の音声記録が可能です。その他にも、歩きながら撮影する際に生じる手ブレを抑えてくれる5軸ハイブリッド手ブレ補正も特徴の一つです。

動画撮影に欠かせない優秀なフリーアングルタッチパネル液晶を搭載

動画コンテンツの撮影において、見やすい液晶画面というのは不可欠と言えるでしょう。LUMIX DC-G100では、約184万ドットと一般的なミラーレス一眼よりもドット数に優れており、角度を自由自在に調整することができるフリーアングルタッチパネルモニターを搭載しています。タッチ操作に対応していることから、フォーカスを合わせたい部分をタッチするだけで、気軽なピント合わせを可能としています。

(文 / Atsushi Yoshioka)

開放F1.7 大口径・中望遠ポートレートレンズ

美しいボケ味で被写体を印象的に捉えることができる大口径・中望遠レンズです。開放F1.7の明るさは、夕暮れや薄暗い屋内でもISO感度を上げることなく速いシャッタースピードでの撮影を可能にし、ノイズや手ブレを抑えた美しい描写を実現します。中望遠85mm（35mm判換算）は、ポートレート撮影に適した焦点距離。自然な遠近感により被写体を見たままのディテールで捉えます。
レンズ構成は非球面レンズを含む8群10枚を採用。球面収差や歪曲収差、さらには色収差の発生を効果的に防ぎ、被写体の輪郭にじみのない立体感のある描写を実現しました。
最小絞りはF22を実現。明るい日中でも絞り込むことができ、幅広い表現が可能です。

広角から標準域までを1本で撮影できる標準ズームレンズ

広角から標準域までをカバーする、焦点距離24mm-64mm（35mm判換算）の標準ズームレンズです。スペースの限られた狭い室内での集合写真から旅先での風景やスナップ写真まで、幅広いシーンで撮影が楽しめます。